10年後、20年後の人にも伝わるわかりやすい図面を描く! 10年後、20年後の人にも伝わるわかりやすい図面を描く!

10年後、20年後の人にも伝わる

わかりやすい図面を描く!

技術部(機械設計) 2018年入社

当たり前ですが、私たちが作った機械は最終的にお客様の手に渡り、お客様が使うことになります。また、現場で機械を組み立てるときも、組みにくいよりは組みやすい機械のほうが工数も少なく済み、手間や労力を減らすことができます。だから普段から設計する際は、「ただ動けばいい」という考えではなく、「どうすればお客様が使いやすいか」「どうすれば現場の人が作業しやすいか」という点に頭を働かせることを心がけていますね。
さらに、現場での調整作業の段階でも、お客様の目線で「このほうが使いやすいのでは?」と思うところは、上司に改造や変更の相談を持ちかけるなど、設計段階と調整段階の両方で、少しでもよい状態で納品するためにできるかとはないか、常に考えています。

技術部(機械設計) 2018年入社 技術部(機械設計) 2018年入社

先輩たちは、私が何かミスをしたときでも頭ごなしに叱るのではなく、「次どうすればいいか考えよう」と、失敗を次につながる経験に変える指導をしてくれます。そういう指導法に助けられ、少しずつですが成長できていると思いますし、期待に応えたい気持ちに自然とさせてくれます。そういう先輩後輩の関係性も不二鉄工所のいいところなのかなと思いますね。
そんな環境で働く中で、自分でも仕事への向き合い方が変わってきたように思います。私自身、本来は大雑把な性格なのですが、大したことはないと思えるミスでも、そのせいで納品後に不具合が起これば、お客様の工場で機械を止めることになり、お客様の売上やそこで働く従業員たちの給与にも損害を与えることになりかねません。そういった先々のことまで考えを巡らせて、現在は、より一つ一つの仕事を丁寧に正確に意識しておこなうようになりました。

技術部(機械設計) 2018年入社 技術部(機械設計) 2018年入社

不二鉄工所が扱う機械はオーダーメイド品で一品一様なのですが、仕様が似た機械のオーダーもあります。今はまだ、そういった比較的難易度の高くない機械の設計を任されることが多いのですが、それでも自分が思い描いた通りに動いたときには「よしっ!」と、うれしさが込み上げます。より新規性のある機械となれば得られる達成感も格別だと思うので、それらの機械も任せてもらえるよう今以上に頑張っていきたいです。
これからもコツコツと経験を重ね、今の人だけでなく、10年後、20年後の人が見てもわかりやすく、誰が組み立ててもミスなく作れる図面を描けるようなっていきたい。そして、誰もが使いやすい機械をお客様に提供できる技術者になりたいです。